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一見、がっしりとして動かないように見える歯も、
実は少し動く
ことができます。
揺らせばわずかにですが、前後左右に動きます。
食べ物を咬めば、20ミクロンくらい沈み込みます。
弱い力をかけ続ければ、その方向に動きます(これが矯正です)。


歯医者が咬み合わせの調整をする紙の厚みは30ミクロンですので、
わたしたち歯医者はこのくらいのオーダーの仕事をしています。
この程度なら、本来は、歯の周りの組織(歯根膜、歯槽骨など)、
脳の感覚を感じる部分で吸収できます。

つまり、歯科治療や咬み合わせなら十分に適応力の範囲内ということです。

乱暴な言い方になりますが、
歯科治療(詰め物やかぶせ物)というものは、
この人間の体が適応する範囲内に収めておけば問題ありません。

どんな名人でも、寸分たがわずに再現するのは不可能です。
それでも世の中の大半の人が何事もなく過ごせるのは、
体(歯や脳)が詰め物やかぶせ物に適応してくれるからです。

  #もちろん、もとの状態に近づけるのに越したことはありません。
  #歯科医は、もとの状態にできる限り近づけようと、日々、努力しています。

つまり、良い咬み合わせというものは、
「点」「ポイント」ではなく「域」「ゾーン」
なのです。

ほとんどすべての歯医者は、当たり前ですが、
このゾーンの中で詰め物やかぶせ物を作れます。

一般的に問題ないゾーンの治療でも顎にトラブルが起きるなら、
咬み合せにこだわり続けるより、他に原因を探る方が建設的ではないでしょうか。
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