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今日は医療の話を。

医療(西洋医学)は細分化・特化の歴史です。

脳、鼻・耳・のど、消化器、呼吸器、循環器、精神、特定の病気など、
特定の領域のスペシャリストになります。
今の医療は複雑になりすぎているため、
一つの分野を極めるのに何年(何十年)もかかります。
歯科ですら、外科、虫歯、歯周病、入れ歯、矯正など、細分化されています。

「複雑になりすぎている」のは決して悪いことではありません。
人類は、医療を細分化・特化させることにより、
それまで治せなかった病気を克服してきました。


しかし、同時に細分化・特化することによる弊害もあります。

インドの寓話に「群盲、象を撫でる」というものがあります。
(「適切でない表現」があるかも知れません。ご容赦ください)

 何人かの盲人が象をさわった。
 一人は象の耳にさわって言った。「象は大きなうちわのようだ」
 別の人は象の足にふれて言った。「象は太い柱のようだ」
 また象の鼻にふれた人は「象は太いこん棒のようだ」と言った。
 象の腹にふれた人は「象は大きな壷のようだ」と言った。


いかがですか。

どの人の印象も、間違っているとも正しいとも言えませんね。
これが、細分化・特化の医学の弊害ではないでしょうか。

つまり

  全身的に(全人的に)診る能力が弱くなった

ことです(もちろん私も含め)。

何度も書きますが、
医療が細分化・特化することは決して悪いことではありません。
今の医療がここまで進歩したのは、細分化・特化によるものです。

これは疑う余地のないことです。

ただ、スペシャリストになりすぎたがために、
患者の体(あるいは患者その人)が
見えにくくなってしまっている
ように思えてなりません。
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