FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



今日は医療の話を。

医療(西洋医学)は細分化・特化の歴史です。

脳、鼻・耳・のど、消化器、呼吸器、循環器、精神、特定の病気など、
特定の領域のスペシャリストになります。
今の医療は複雑になりすぎているため、
一つの分野を極めるのに何年(何十年)もかかります。
歯科ですら、外科、虫歯、歯周病、入れ歯、矯正など、細分化されています。

「複雑になりすぎている」のは決して悪いことではありません。
人類は、医療を細分化・特化させることにより、
それまで治せなかった病気を克服してきました。


しかし、同時に細分化・特化することによる弊害もあります。

インドの寓話に「群盲、象を撫でる」というものがあります。
(「適切でない表現」があるかも知れません。ご容赦ください)

 何人かの盲人が象をさわった。
 一人は象の耳にさわって言った。「象は大きなうちわのようだ」
 別の人は象の足にふれて言った。「象は太い柱のようだ」
 また象の鼻にふれた人は「象は太いこん棒のようだ」と言った。
 象の腹にふれた人は「象は大きな壷のようだ」と言った。


いかがですか。

どの人の印象も、間違っているとも正しいとも言えませんね。
これが、細分化・特化の医学の弊害ではないでしょうか。

つまり

  全身的に(全人的に)診る能力が弱くなった

ことです(もちろん私も含め)。

何度も書きますが、
医療が細分化・特化することは決して悪いことではありません。
今の医療がここまで進歩したのは、細分化・特化によるものです。

これは疑う余地のないことです。

ただ、スペシャリストになりすぎたがために、
患者の体(あるいは患者その人)が
見えにくくなってしまっている
ように思えてなりません。
スポンサーサイト



Secret

TrackBackURL
→http://drtmj.blog55.fc2.com/tb.php/42-c807ebe9
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。